株式投資のはじめ方

【株式投資のはじめ方11】投資スタイルの違いについて (インデックス投資、バリュー投資、など)

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株式投資を始めると、本やブログやツイッターなどで、様々な情報収集を行うようになります。

すると、必ずといっていいほど、「インデックス投資」とか「バリュー投資」とか「インカム投資」などといった言葉に出会います。

カタカナばかりで分かりづらいのですが、この記事ではそれぞれの意味を説明していきます。

誰しもが投資を始めると、自分なりの買い方や投資方針、投資スタイルといったところに悩み始めるものですが、その悩みに対する参考ガイドラインのように捉えることが出来ます。

どれが正解不正解というわけではないので、時間をかけながら、自分に合った投資スタイルを見つけられますように。

インデックス投資

言わずと知れたインデックス投資は、「長期投資」を考えたときに、初心者からプロまで誰もが納得できる投資手法です。

よく「プロの投資家はサルにも勝てない」とはよく聞く言葉ですが、正確には、「長期インデックス投資を行うサルには、誰にも勝てない」ということです。

ここには、「サルでも出来るくらいに簡単」であることと、「どれほどのプロであろうと勝てないほど間違いのない投資手法」であることが意味されています。

インデックス投資とは、簡単にいうと、ダウ平均や日経平均など、ある市場全体の値動きの指数に沿って購入することです。

たとえば、日本の株式市場を丸々買い上げ、日経平均の指数そのものに沿って財産形成を進めていくことです。

そうすることによって、個別株の短期的な上下に悩まされることなく、市場の動きと合わせて成長していくことが出来ます。

米国株式市場をはじめ、これまで多くの市場は右肩上がりを示してきているので、それが今後も続くと考え、且つ市場全体に分散することでリスクを最小限に抑える手法です。

どれだけ魅力ある個別株を買い揃えようと、長期的に見た場合、過去のパフォーマンスを見る限り、インデックス投資に勝る手法はないのです。

たとえばこちらがアメリカの株式市場の主要指数であるダウ平均のチャートです。過去から右肩上がりで、この先もそれが続くことが期待されるため、アメリカの株式市場全体をカバーするインデックス銘柄を購入しよう、と考えるのです。

dow平均30年

短期ではドットコムバブル、リーマンショック、そして現在のコロナショックなど、様々な値動きをするものの、長期では右肩上がりであるため、そこにかける買い方です。

バリュー投資

次に、バリュー投資というスタイルについてです。

「バリュー」とは様々なところで使われる言葉ですが、多くの場合、「お買い得」な商品であることを意味します。「バリューセット」なんて使われ方をしているところがあるので馴染みがあると思います。

バリュー投資とは、「今は割安で、お買い得な状態になっているから購入する」というスタイルのことです。

かの著名なウォーレンバフェットがこのスタイルをとっていることは有名です。

ただ、どうやって「割安かどうか?」を見極めるのは、非常に難易度の高いことです。

その会社の事業内容、キャッシュフローや利益をよくよく分析し、それらに対する株価が安いと判断出来る場合に投資を行います。

これぞまさにプロの仕事で、投資初心者や一般投資家たちにとっては身近なものではありません。

ただ、バフェットがどのような銘柄に投資をしているかを参照することは、非常に勉強になることですので、一度は覗いてみることをお勧めします。

「バフェット ポートフォリオ」と検索すると、多くの記事が出てきますので見てみてください。

グロース投資

グロース投資とは、バリュー投資とよく比較されるもので、「今後の成長が大きく期待できる銘柄」に重点的に投資を行うことです。

たとえば、インターネット関連のハイテク銘柄がその筆頭です。

アマゾンなどが良い例でしょう。

アマゾンは配当を出さないどころか、利益もギリギリに押さえながら、その資本をとことんまでに将来への投資に回しています。

企業としての収益指標だけを見ていると、いかにも成績の悪い会社に見えていますが、その成長実績を見ると、歴史的に稀な超高成長企業です。

そういった会社を初期の段階に発掘し、見極め、投資を行うことで、その後の成長の果実を受け取るというのが、グロース投資になります。

こちらもバリュー投資同様に、投資初心者や一般投資家にとっては難易度の高いものです。

ただ、これからの社会を牽引するであろう業種や会社を考えることは楽しいものです。2020年現在であれば、5G銘柄やカンナビス(大麻)銘柄などが、グロースの対象として見られることがあるでしょう。

インカム投資

個人投資家の一部で人気のある、インカム投資。

インカムとは、配当収入のことでして、それを目当てにした投資スタイルのことです。

多くの場合、高配当銘柄を中心にポートフォリオを組み、その配当収入を主軸にして資産形成を進めていきます。

企業にとっては、配当を出すということは、それだけ将来成長に向けた投資に資本を回せないことになるので、この場合は企業の成長(グロース)にはそれほど重きを置いていません。

むしろ、これまで長年に渡ってメジャープレーヤーとして活躍し、安定した収益を出し続け、そこからさらに配当を継続して株主に還元してきた企業ということになります。

インカム投資では、毎回の配当に課税がされて投資効率が落ちることや、配当が減るリスクがあることが懸念点として挙げられますが、それでも定期的に配当収入があることによって、長期的に株式投資を続けていくモチベーションにつながるという考え方もあります。

まとめ

このように、「インカム投資」、「バリュー投資」、「グロース投資」、「インカム投資」と、代表的な投資スタイルについて見てきました。

インカム投資:市場全体を買うことで、リスクが最小限。

バリュー投資:お買い得な銘柄を探して買う。

グロース投資:これから成長が見込まれる銘柄を探して買う。

インカム投資:配当収入を目当てに買う。

 

どの投資スタイルが正解不正解というものではありません。

ぜひ、自分の価値観やニーズに合った投資スタイルを見つけていきましょう。

 

 

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